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Kocoおすすめ! Vol.7 


鹿児島県与論島



2009/8/1〜12 ソロツーリング、沖縄〜与論島を旅してきました。
一年で一番暑いこの時期に。ほんとに暑かった、熱かったです(^▽^;)

沖縄まで自分のバイクで行くには香川からだと往復4日間も費やします。
でもやはり自分の足で走りたかった初めて行く沖縄。
鹿児島港まで約800km。
フェリーは鹿児島発〜奄美大島〜徳之島〜沖永良部〜与論島〜沖縄(本部港)と、
4つの島を経由して約23時間。料金(旅客+バイク)¥20,230
(フェリー:マリックスライン マルエーフェリー

帰りの航路は与論島で降りて一泊。

沖縄はTV・本などでも観光情報がたくさんありますが、与論はあまり知られていない土地ではないでしょうか。
期待に胸を膨らませて降り立ったその島は、期待以上に素晴らしく、まさに楽園のような島でした!


7泊の沖縄滞在は後半台風に襲撃され、思うように走れなかったものの、本当に充実した毎日でした。
台風は去り、快晴に恵まれた朝ヨロン島へ到着。
熱い太陽に眩しすぎる海と空。台風の後のきれいな空気。南の島の楽園、まさにそんな風景が広がっていました。

フェリーを降り、島の風景に感激しウキウキ走りながらまずは宿泊地探し。
島で唯一のキャンプ場はその日は本土からの子ども会の貸切とのことでテントが張れずに困っていたところに、
パトカーの警察官さんに話しかけていただき暫しバイクの話で盛り上がり…
そして宿泊のあてのない私に素敵な宿を紹介してくださったのです。


その宿の名は「楽園荘」。
まさにその名の通りの宿でした!
あたたかく楽しいスタッフの方々、ヤギ、大きなガジュマルの木が迎えてくれました。
荷物を置いてすぐに海へ。
この日は潮の満ち干の関係で期待の「百合が浜」は現れないとのことで、
百合が浜近くでシュノーケリングや船上パーティ。
百合が浜は是非見たいと思っていたので残念でしたが、またいつか次回に。

夜に再び海に出て船を走らせてもらうと、海中に流星のように流れる夜光虫の光、空を見上げれば満天の星空。
人工の灯りの影響が少なく、澄んだ空気の夜空には、なんと天の川を見ることができました!

美しい自然、あたたかい人、美味しい食とお酒に恵まれた楽園でした。

お昼はスタッフの方のまかない料理をいただき、夜もあたたかい郷土料理でした。
夜は更けて宿の庭で宴会。この日宿泊していたお客様や近所の方、宿のスタッフの方と。
ヨロンでは、お酒を回し飲んでお客をもてなす「与論献奉」なるものがあり、
飲んで人の輪は広がり深くなり…
(ヨロンで作られている黒糖焼酎「有泉」は欠かせないお酒。この土地のあたたかさを感じる優しい味がします。)
あっという間に夜が明けて、もう出発。
たった25時間ほどのヨロンでの時間。出合った人たち。生涯忘れられない大切な思い出になりました。
きっとまたいつか来ようと思い島を後にしました。今度はこの美しい海の中をゆっくり探索しに。


沖縄旅行はたくさんの方が経験されると思いますが、その周りの島々も機会あればどこか立ち寄ってみてください。
小さなその土地で、大きな素敵な何かを得ることができると思います(^-^)

旅は必ずたくさんの出会いがあります。
どこか遠くへ行く事だけが旅ではなく、日常の中でも何か新しいことや人に出会ったり、新しい発見をしたり、
その変化を楽しんだり自分のプラスにできることが旅心。
人生は旅ですからね〜♪

Linkヨロン島ガイド
byマツシタ